塾で勉強?アプリで勉強?小学生にとって効果的な学習法はどっち!?
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小学生のうちから勉強する習慣を身につけて、学習に対する意欲を育んでおくと、中学校・高校に進学した時にも、スムーズに勉強環境に適応できます。
近年では、各家庭にインターネット環境が充実していることもあり、通信教育やアプリを活用したデジタル学習に興味をお持ちの保護者様も多くいらっしゃいます。
そこで今回は、小学生がアプリで勉強するときに注意したいポイントと、塾と通信教育のどっちを活用すればいいのかについてご紹介していきます。
小学生の勉強方法や勉強習慣作りのコツを知りたいという方は、ぜひ最後までご覧ください。
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目次
学習系アプリの現状
スマホやタブレットの普及とともに、急速に開発が進んだのが学習系アプリです。
特に、最近の小学生は、生まれた頃からデジタルデバイスに触れて育ったデジタルネイティブ世代ということもあり、「スマホやタブレットを使うのであれば、学習系アプリを有効活用したい」と考える保護者様も多い傾向にあります。
しかし、学習系アプリを配信している企業や配信元は様々ですので、保護者様が適切に取捨選択をして、使用状況を見守る必要があります。
学習系アプリは、うまく活用することができれば非常に強力な武器になりますが、使い方を間違えると良い結果が得られないことも少なくありません。
アプリ選びが重要なポイントとなります。
- 学習塾や通信教育の会社が開発した学習系アプリ
- 教材会社が配信している有料学習系アプリ
- 無料の学習系アプリ
これらの代表的な学習系アプリに関して、それぞれの特徴を解説します。
学習塾や通信教育の会社が開発した学習系アプリ
学習塾を運営していたり、通信教育事業を行っていたりする会社が配信する学習アプリは、安心してご使用いただくことができます。
タブレット学習のシステムが広く普及していることもあり、専用のアプリで勉強をしている小学生も急速に増えています。
信頼できる会社が提供元の学習系アプリであれば、保護者様も安心してアプリの使用を見守ることができます。
しかし、このタイプのアプリは、通信教育として月額料金を払っている生徒を対象にしたアプリであることがほとんどです。
そのため「スキマ時間にタブレットで勉強する」というよりも、「しっかりとお金を払って、補助学習としてアプリで勉強する」というイメージになります。
教材会社が配信している有料学習系アプリ
ダウンロードの際に数百円〜数千円程度(アプリによって異なります)の費用が必要になるものの、教材としての質が高い学習系アプリもあります。
通信教育とは異なり、手頃な金額で気軽に家庭学習ができるため、アプリで勉強してほしいと考える保護者様からの人気も高いのが、このタイプのアプリです。
有料のアプリ(課金系アプリ)の特徴として、アプリで勉強をしているときに広告が出ない、もしくは広告の出現頻度を減らすことができるというメリットがあります。
ネット広告の危険性や個人情報の漏洩などに対する意識が希薄な小学生がアプリで勉強をするのであれば、有害な広告が出ない環境にすることは非常に重要であるといえます。
無料の学習系アプリ
アプリのなかには、「無料」の学習系アプリも多数配信されています。
無料の学習系アプリは気軽にお試しできる一方、絶対に注意をしなくてはいけないポイントが2つあります。
情報の正しさに注意
まず1つ目は、アプリ内の情報の真偽性です。
先にご紹介したような、「信頼できる会社のお試し版アプリ」などである場合は基本的に問題ありませんが、個人が配信しているようなアプリの場合、情報の正しさには注意が必要です。
学習系アプリのなかには、教科書の内容とは異なることが事実として記載されていたり、政治的・宗教的に偏向した内容の情報が紹介されていたりするケースも存在します。
アプリの配信元が信頼できる会社ではない場合は、アプリのダウンロードや、アプリで勉強をする前に保護者様がしっかりと内容を確認する必要があります。
広告に注意
そして2つ目は、有害な広告です。
小学生がスマホやタブレットを使うためにフィルタリング機能を適切に用いている保護者様も多いかと存じますが、無料のアプリを使用していると、何度もポップアップ広告が出現する可能性があります。
うっかり小学生が有害な広告をタップしてしまうと、個人情報が漏洩したり、意図しない費用を請求されたりする可能性も否定できません。
そのため、無料の学習アプリで勉強をさせたい場合は、保護者さまがお子様のスマホの使用状況をしっかりと見守ること、またお子様とアプリで勉強する上でのルールを再確認して双方が納得した状態で勉強ができるように約束することが大切になってきます。
アプリで勉強して学力はアップするの?
「アプリで勉強することで、本当に学力が向上するの?」、「アプリで勉強するべきか、塾で勉強するべきかどっちだろう」と不安を感じる方は非常に多いです。
補助学習といえば、集団塾や家庭教師、もしくは紙テキストを用いた通信教育が一般的であった保護者様世代からすると、アプリで勉強している様子がただ遊んでいるだけに見えてしまうケースもあります。
だからこそ、実際にアプリで勉強する場合には、指導をタブレット(アプリ)だけに任せることなく、保護者様の適切な管理がとても重要です。
アプリ勉強で成績や学力をアップさせるポイントをご紹介します。
使用時間と内容のルール決め
アプリで勉強する上でまず大切になってくるのは、タブレットを使用する時間とその内容に関するルールの設定です。
タブレットで学習を行う以上、ブルーライトによる目に対する影響や、長時間の視聴に伴う姿勢への影響が気になるところです。
そのため「30分経ったら、5分の休憩を挟む」、「アプリで勉強するのは、1日1時間まで」などのように、初めからルールを決めておくことが重要です。
また、小学生のうちは、自分の得意な科目やゲーム性の高い内容のアプリでばかり勉強してしまい、苦手科目やわからない問題を飛ばしてしまう傾向にあります。
「月曜日と水曜日は国語の日、火曜日と木曜日は算数の日」、「漢字アプリで勉強が終わったら、計算アプリを使ってもいい」というように、アプリで勉強する内容は予めお子様と保護者様の間で相談して決めることが大切です。
アプリ以外の学習も取り入れる
アプリで勉強をすることには、これまでの紙学習では得られなかったメリットが沢山あります。
漢字アプリでは書き順やとめハネまでAIが精密に採点してくれますし、計算問題のタイム計測も簡単です。
また、理科や社会のように実際の映像があることでイメージが容易になる教科に関しても、アプリを活用すればより深く理解することが可能になります。
一方、学校のテストや授業、今後の高校受験や大学受験はまだまだ紙媒体を活用して行われますので、鉛筆と消しゴムを正しく使いながら問題を解く練習は必要不可欠です。
アプリで勉強をしながらも、紙のテキストなどを家庭学習に取り入れ、デジタルとアナログを併用した学習を行うことが、小学生にとっては非常に重要になります。
わからない問題に対する対応
アプリは視覚的・感覚的に非常に優れた学習効果を発揮しますが、アプリで学習するなかでは、わからない問題や理解できない単元が出てくることがあります。
アプリのシステム上では簡単に問題を飛ばせてしまえる(スキップ可能)ケースが多く、「得意な問題ばかりをやってしまい、わからない部分がそのままになっている」という場合も少なくありません。
そのため、保護者様が主体的にアプリ学習に携わったり、プロの手を借りたりして、わからない問題にひとつひとつ向き合っていくことが、アプリで勉強した効果を最大限に活かすためには大切です。
アプリで勉強するのであれば個別塾との併用がベスト
アプリで勉強を進めるにあたって、強い味方となるのが個別塾(個別指導塾)です。
個別塾は自分のペースで学習を進めることができるので、アプリで勉強するなかでわからなかった問題の解説をお願いしたり、アプリで学習した内容がきちんと定着しているかを確認してもらうことができます。
また、アプリで学習するなかで生じた保護者様の不安や進路相談に関しても、アドバイザーが在籍している個別塾を選んで通塾することによって、対応してもらうことが可能です。
「塾で勉強か、アプリで勉強か、どっちがいいのだろう」と悩むのではなく、「アプリと個別塾を併用して勉強していく」ことが、小学生の学習においては非常に効果を発揮します。
アプリ勉強と併用するなら代々木個別指導学院がおすすめです!
アプリで勉強する習慣がある小学生におすすめなのが、代々木個別指導学院とアプリ勉強の併用です。
代々木個別指導学院には「総合学習アドバイザー」という個別指導のプロが在籍していますので、保護者様からの相談にすぐ対応が可能なのはもちろんのこと、生徒一人ひとりにジャストフィットする「キミ専用カリキュラム」を作成することができます。
キミ専用カリキュラムは、生徒一人ひとりの学習状況や現状の課題等を踏まえて作成する、オーダーメイド型の学習プランです。
今の自分に必要な学習内容がしっかりと把握できるので、アプリで勉強を進めるなかでも不安を感じることなく、正しい学習法が身につきます。
もちろん、代々木個別指導学院では、お子様や保護者様のご希望に基づいて、通塾の時間や曜日を自由に設定することができる上に、体調不良や他の習い事などの予定に合わせて振替制度を利用することも可能です。
また、「集団塾よりもリーズナブルな月謝」を実現しておりますので、学習系アプリと個別指導を併用していただきやすい料金設定となっています。
実際のご料金や、個別塾とアプリで勉強を併用していくコツなどは、無料の体験授業と入会カウンセリングのなかで詳しく説明させていただきます。
アプリ勉強をより効率的に行いたいという小学生や保護者様は、まずはお気軽に、お近くの代々木個別指導学院までお問い合わせください。
代々木個別指導学院は東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県に77校あります。
東京大学卒業後、小中高生向けの通信教育事業に携わり、その後、大手出版社にて数々の参考書や辞書に編集に携わる。現在は都心に住む小中高生向けの塾選びのアドバイザーとしても活躍中。
■経歴
1967年 6月 高知県生まれ
1986年 3月 土佐高等学校 卒業
1986年 4月 東京大学教養学部文科1類 入学
1988年 4月 東京大学法学部第3類(政治コース)進学
1992年 3月 東京大学法学部第3類(政治コース)卒業
1996年 2月 株式会社増進会出版社 入社/通信教育事業部、株式会社ゼット会出版 書籍編集部にて勤務
2005年 2月 増進会出版社 退社
2005年 3月 株式会社三省堂 入社/辞書出版部 外国語辞書編集室、学参・教材出版部にて勤務
2021年10月 三省堂 退社
■これまでに編集を担当した書籍
『速読速聴・英単語Core 1800 ver.2』松本茂, 藤咲多恵子, Robert L. Gaynor, Gail K. Oura著、松本茂監修(Z会出版)2003年
『速読速聴・英単語Advanced 1000 ver.2』松本茂, 藤咲多恵子, Robert L. Gaynor, 古瀬哲也著、松本茂監修(Z会出版)2004年
『ウィズダム英和辞典 第2版』井上永幸・赤野一郎 編(三省堂)2007年
『財務情報英和辞典』菊地義明 著(三省堂)2008年
『デイリーコンサイス英和辞典 第8版』三省堂編修所 編(三省堂)2009年
『デイリーコンサイス和英辞典 第7版』三省堂編修所 編(三省堂)2009年
『ビジネス時事英和辞典』菊地義明 著(三省堂)2010年
『ビジネス実務総合英和辞典』菊地義明 著(三省堂)2010年
『グランドセンチュリー和英辞典 第3版』小西友七 監修/岸野英治 編(三省堂)2011年
『新しい常用漢字と人名用漢字』安岡孝一 著(三省堂)2011年
『ウィズダム英和辞典 第3版』井上永幸・赤野一郎 編(三省堂)2013年
『ウィズダム和英辞典 第2版』小西友七 監修/岸野英治 編(三省堂)2013年
『英語反意語辞典』富井篤 編(三省堂)2014年
『デイリーコンサイス和英辞典 第8版』三省堂編修所 編(三省堂)2016年
『グランドセンチュリー和英辞典 第3版 新装版』小西友七 監修/岸野英治 編(三省堂)2017年
『ウィズダム和英辞典 第3版』岸野英治 編(三省堂)2019年
『読解力と表現力を高めるSDGs英語長文Core』竹下厚志 著(三省堂)2020年