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2023.6.7 コラム

中学校の「数学」|苦手克服するための方法とは

 

中学校の数学

中学校に入ると「数学の授業についていけなくなった」など、数学に苦手意識をもつお子様が増えてきます。

中学校の数学は、小学校で学ぶ算数が土台となり進む教科です。テストや受験のためにも早いうちから対策しておきたいですね。

 

この記事では、中学の数学が土台となる小学校の算数から始まり、苦手を克服する勉強法、中学校の数学が好きになるポイントを解説していきます。

 

中学校の数学とは

中学校の数学は、小学校の時の算数をさらに深く学ぶものです。そのため、中学校の数学は内容が複雑になり、難易度が上がります。

中学校の数学では、数学的な思考や表現を育むことに重点を置き、数と式、図形、関数、資料の活用の4分野について学習します。


【中学校の数学で学習する内容】

中1では、正負の数、方程式、平面図形や空間図形、比例、反比例を学びます。

中2では、式の計算、連立方程式、1次関数、平行と合同、三角形・四角形、確率、データの比較を理解する能力を養います。

中3では、多項式、平方根、2次方程式、関数、相似、円、三平方の定理を理解する能力を培います。

中学校の数学のなかでも、特に大切なのは中1の数学といえます。なぜなら中1で習った内容でわからないところを放置したままにすると、基礎が理解できていないままに次の学年で続きを習うことになるからです。中学校の数学は積み上げ学習になっているため、特に中1の学習内容が重要なのです。

 

中学1年の数学

 

中学1年の数学では、基本的な数学的概念と技能を習得するために、以下のような単元を学習します。

 

 

 

中学1年の数学は、ただ答えを出せば良い算数と異なり、解答までのプロセスの理解度が重視されるため難易度が高まります。新しい学習内容に加え解決能力の基盤を築くものであり、中学校で学ぶ数学の出発点となります。

 

中学2年の数学

中学2年の数学では、中学1年で学んだ基本的な数学の基礎をより深く理解し、応用力を高める内容を学びます。以下が中心となる単元です。

 

 

 

中学2年の数学は、内容を本質的に理解するための学習を行います。高校入試で重要となる「1次関数」「図形の証明」「連立方程式」を学ぶので、解答までのプロセスもしっかり理解しておく必要があります。

 

 

中学3年の数学

中学3年の数学では、主に以下のような単元を学習します。

 

 

中学3年の数学は、「中学3年の単元の学習」と「中学1年、2年で習得した単元の復習」です。解法を覚えれば解けていた中学2年の数学とは頭の使い方が異なり、解ける方法を見つけるために試行錯誤する問題が増える傾向があります。

 

 

中学校の数学は小学で学ぶ算数が土台

 

小学校で学ぶ算数は、四則演算や図形の性質など、数学の基本的な知識や解き方を身につけるための重要な学習です。これらの基礎をしっかりと理解し、定着させることが、中学校の数学の学習においてとても大切になってきます。

 

例えば、小学校の中学年以降に学ぶ小数や分数の足し算・引き算などは、中1で習う正の数・負の数を使った計算に発展します。そして、文字の式や方程式などに派生していきます。

また、小学高学年で学ぶ図形の単元は、中学校では平面図形や空間図形に発展します。

中学校の数学では、平面図形や空間図形の性質をより深く理解し、応用問題に対して高度な解析や論理的な思考が必要になるのです。

そのため、小学校の算数をよく理解し、しっかりと土台を固めたうえで中学校の数学を学ぶことがとても大切です。

 

 

中学校の数学|苦手を克服する数学の勉強法

中学校の数学が苦手だと感じる生徒は多いですが、「難しい」「覚えられない」という思い込みで苦手と感じているだけかもしれません。苦手を克服するための勉強法を取り入れてみましょう。

 

1. 算数の基本を復習する

数学の苦手を克服するには、算数で習ったことを完璧にするのが近道です。

中学の数学は小学校の算数を発展させたものですので、つまずいたら小学校の算数の教科書で基礎をしっかりとやり直し、復習しましょう。

四則演算や図形の性質を再確認することで、中学の数学の理解が深まります。

 

2. 問題を解く練習をする

数学は、実際に問題を解いて理解力を定着させることが大切です。

問題を解けるからわかっているつもりでも、何度も同じミスしてしまうのなら、できるまで理解していないということです。できるだけ毎日問題を解く練習を積み重ねることで、数学の問題に慣れ、自信につなげましょう。

最初は簡単な問題から始めることが、やる気を維持するコツです。

 

3. 国語力をあげる

中学校の数学になると、文章問題の難易度もあがります。特に文章問題が苦手な小中学生は、算数だけでなく国語力も上げることが効果的です。

国語力が上がると、先生の説明が理解できるようになり、授業の理解度もアップします。また、わからないことがあれば質問するという習慣も身につくでしょう。

 

4. 塾で授業を受ける

数学の授業が難しくて理解が追いつかない場合は、苦手克服のためにも塾で授業を受けることをおすすめします。

個別指導の塾であれば、わからないところを中心に、一人ひとりに合わせた丁寧な指導が受けられます。そのため、わからない点を根本から解消し、じっくりと理解を深めることができます。

 

 

中学校の数学が好きになるポイント

中学校の数学が好きになるために重要なのは、問題が解けた時の喜びや達成感を味わい、自信をつけることです。

 

・解ける問題を増やし達成感を味わう

数学は、正解を導き出したとき達成感を大きく味わうことができます。

できなかった問題がひとつずつ解けるようになることで、やる気を維持できますし、問題を解くという過程で、自分自身で考えて解決策を見つけ出すことができると、自己充実感を得られます。

・反復練習で自信をつける

わかるようになり自信がつくと、積極的に勉強に取り組むことができるようになるもの。だからこそ、できるまで何度でも繰り返し練習することが大切です。

一度つまずいた問題でも、何度も解くうちに自信がつき、苦手だった数学が、気づいたら好きな教科に変わっているはずです。

 

 

まとめ

「中学校の数学を得意教科にしたいけれど、どう勉強したらいいかわからない」というお子様は、個別指導の塾を検討してみてはいかがでしょうか。

 

個別指導では、一人ひとりに合う学習方法で、わからないところから指導してもらえます。また、定期テストや受験対策にも力を入れているので、授業の進度や難易度に合わせて対応してもらえるのが特徴です。

 

わからないことをそのままに学習を進めては、苦手克服から遠ざかってしまいます。

東京・神奈川・埼玉に教室がある代々木個別指導学院では、わからないところから始めるリターン学習で、一度学習した単元を忘れることを防ぐ反復カリキュラムを採用しています。生徒一人ひとり異なる苦手な箇所、弱点を完全にできるまで、やりとげるまで徹底指導いたします。

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