目次
はじめに
テストで良い点を取りたいと思っていても、「なぜかやる気が出ない」「頑張れない」そんな悩みを持っている方もいるのではないでしょうか。やる気がないときには、教科書や参考書を開いても頭に入ってこないので、大事な時間を無駄にしてしまいます。
ここでは、やる気が出ない理由や勉強のモチベーションアップ術、さらに勉強の合間のリフレッシュ方法を紹介するので、テスト勉強のときの参考にしてください。
テスト勉強のやる気がでない理由
テスト勉強のやる気が起きない理由は、複数の要因による可能性があります。ここでは、やる気がでなくなるおもな要因を解説するので、当てはまることがあればひとつずつ改善していきましょう。
目標が明確になっていない
目標が明確になっていないと、どれぐらい勉強すればいいのかわからなくなるのでモチベーションが低下します。たとえば、「80点以上を取る」「不得意な教科を重点的に勉強する」など具体的な目標を設定すると、明確な勉強方法が見えてきます。
結果への不安
成績や評価に対する不安は、やる気を阻害します。特に、失敗への恐れや自己評価が厳しい場合、勉強に対するネガティブなイメージが生まれてしまい、勉強する気が失せてしまいます。
集中力の欠如
長時間の勉強や情報を詰め込みすぎると、集中力が切れやすくなります。「勉強をしているとやる気がなくなる」という場合は、適度な休息をとり、集中力を向上させる方法を考える必要があります。
不得意な教科への苦手意識
不得意な教科や興味のない学習内容だと、苦手意識が生まれるので学習意欲が低下します。興味を持つ方法や実用的な側面を見い出すことで、学習への意欲を高められます。
学習方法が自分に合っていない
自分に合っていない学習方法で勉強をしていると、理解できているかがわからず、モチベーションが低下します。自分に合った学習スタイルを見つけ、効果的な学習計画を立てることが必要です。
ストレスや疲労
日常生活のストレスや睡眠不足・疲労が、テスト勉強のやる気に影響を与えます。規則正しい生活習慣を心がけ、体調管理に気を配ることが重要です。
勉強のやる気がおきない理由は個人によって異なりますが、当てはまることがないか振り返り、対策を取ることで、やる気を高めることができるでしょう。
勉強のモチベーションを上げる方法
勉強のモチベーションを上げるには「やる気がでない理由」を特定して、その理由を改善していくことが重要です。しかし、理由が複数あったり特定できなかったりすると、どのように改善していけばいいかわからないかもしれません。
ここでは、モチベーションを上げる方法を4つ紹介するので、できることから始めてみましょう。
1. 1日の学習目標を設定する
最初に1日の学習目標を具体的に設定してみましょう。「テキストを1教科ずつ5ページ進める」「年号や英単語、数式を1日10個ずつ暗記する」など達成可能な目標を立てることが重要です。小さな目標を達成していくことで自信がつき、モチベーションも向上します。
2. 自分に合った学習方法を実践する
学習方法を自分の興味や関心に合わせて選ぶと、勉強が楽しくなります。「テスト範囲を最初から学び直す」「問題集を解きまくる」「学習塾で徹底的に勉強する」など、自分がやってみたいと思う学習方法で勉強すると、やる気も高まってきます。
3. 自分にごほうびを与える
勉強とごほうびを結びつけると、モチベーションが高めやすくなります。例えば、2教科分の勉強が終わったら好きな動画を2本観る、好きなスイーツを食べるなどのちょっとしたごほうびがあると、それに向けて頑張る気力が沸いてくるかもしれません。
特別なごほうびが思い付かなくても、適度な休憩を挟んでリフレッシュをすると、次の学習に向けてのモチベーションがアップします。
4. 学習の成果を可視化する
学習の成果を視覚化すると、自分の成長が実感でき、モチベーションも高まります。教科ごとの進捗表や問題集の点数のグラフを作ると、わかりやすく学習の成果が可視化できます。目標を達成したらカレンダーに二重丸をつける、という簡単なものでも続ける気力が沸いてくるので、できることから始めてみると良いでしょう。
勉強の合間のリフレッシュ方法
勉強に集中できる時間はモチベーションによって違いがあるものの、脳科学的な見解では「15分ほど」と言われています。集中力が途切れた状態では、どんなに勉強を頑張っても内容が頭に入ってこなくなることもあるので、リフレッシュが必要です。
ここでは、勉強の合間のリフレッシュ方法を紹介するので、集中力が途切れたときの参考にしてみてください。
運動やストレッチ
運動やストレッチをして身体を動かすと、血流が良くなるのでリフレッシュできます。長時間動く必要はないので、短時間で全身の血流を促進できるストレッチやウォーキングなど、軽い運動を取り入れてみましょう。
自然に触れる
自然に触れると、ストレスホルモンと呼ばれる「コルチゾール」が減少することがわかっています。ストレスの軽減はリラックスにつながるので、少しの時間でも屋外に出て散歩したり、太陽の光を浴びたりしてみましょう。
ちなみに、屋外で過ごすとポジティブ思考になるという研究結果もあるので、テスト勉強のモチベーション維持にもつながります。
趣味に没頭する
自分の好きなことに時間を費やすと、ストレスが解消されてリフレッシュできます。音楽を聴く、読書をする、絵を描くなど自分の好きなことに没頭してみましょう。
ただし、時間を決めないとだらだらと好きなことを続けてしまうので、1時間勉強したら15分好きなことをするというように、メリハリをつけてください。
まとめ
テスト勉強がうまくいかないときは、やる気がでない理由を把握したり、勉強のモチベーションをアップする方法を実践したりすることでコントロールできます。しかし、どんなにやる気を出しても、学習内容がまったく理解できない場合は再びやる気を失ってしまうかもしれません。
そんなときは、学習塾を活用してみることをおすすめします。
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