目次
はじめに
春を迎え進級し、お子様の塾選びを検討するご家庭も多いのではないでしょうか。学習塾は個別指導塾と集団指導塾の2つに大きく分類できます。どちらがおすすめかは、通う目的やニーズによって異なります。
個別指導は、自分の学習の進度に合わせた指導を受けられ、苦手な分野を集中的に学習することができます。また、少人数であるため講師が生徒の理解度を把握しやすく、学習効果も高まります。
一方、集団指導は、ほかの生徒と一緒に学ぶことで、自分の理解が深まることがあります。また、お互いの競争心が刺激され、やる気を維持することも可能です。
個別指導塾と集団指導塾それぞれにメリット・デメリットがあります。それぞれの指導内容、かしこい塾の選び方をご紹介しますので参考にしてくださいね。
個別指導塾の指導内容
個別指導塾は、生徒一人ひとりに合わせたカリキュラムと指導方法で学習支援を行います。主に以下のような指導内容で進められています。
学習計画の作成
生徒の学力や性格などに応じ、一人ひとりに合わせた学習計画を作成します。
基礎学力の定着
生徒の学習進度に合わせて、基礎的な学力を定着させることを目的とした指導を行います。算数・国語・英語などの教科において、基本的な知識や技能を習得することを目指します。
応用力の向上
基礎的な学力が定着したら、応用力を身につけるための指導を行います。例えば、文章読解力や問題解決力を養うためのトレーニングなどがあります。
受験対策
入試・受験に向けた対策として、過去問題の解説や模擬試験などを用いた指導があります。また、志望校の入試傾向に合わせた指導に加え、学習方法や進路についてのアドバイスまで行っている塾も多いです。
自己学習力の向上
生徒自身が主体的に学習する力を身につけるため、自己学習力を向上させる指導を行います。自分で学び、考えることができる力を養うことで、長期的な学習効果を高めてくれます。
個別指導塾では、生徒の学力レベルや目的に合わせて、カスタマイズされた指導が行われます。また、講師が生徒一人ひとりに目が行き届くため、通わせる保護者側からも安心感があるといえるでしょう。
集団塾の指導内容
集団塾の指導内容は、一般的には以下のようなものが含まれます。
学校の授業内容の補完や補習
補習型の集団塾では、生徒たちが学校で学んだ内容を復習し、理解を深めるための授業が行われます。学校でついていけなかった分野の補習も行われます。
学校の授業内容の予習
予習型の集団塾では、学校の授業内容の先取り学習が行われます。この場合、学校の授業のほうが復習となります。
定期テスト対策
学校の定期テストに向けた対策授業、過去問題の解説や対策のアドバイスなどが提供されます。
受験対策
中学受験や高校受験に向けた対策授業も行われます。過去問題の解説や模擬試験も行います。
集団指導塾は教室に10~20人以上の生徒を集め、講師が主導となって授業を行い、学校の授業と同様の対面形式で進められます。あらかじめ用意された一律のカリキュラムに沿って授業が行われるため、ある程度の基礎ができている生徒に選ばれる傾向にあります。
自分の勉強法に合わせて選ぼう
個別指導か集団指導か、どちらに通わせたらいいか迷われているのであれば、「お子様の勉強スタイルに合うか」を考えてみてください。以下が選ぶ際のチェックポイントです。
子どもの目的に合った塾なのか
どのような目的で塾に通いたいのかを明確にすることが大切です。例えば、学校の授業についていくため、志望校受験や英語力アップなどの目標達成のためなど、目的によって適した塾は異なるため、目的に合った塾を選ぶことが、子ども自身の効率的な学習につながります。
塾のカリキュラムをチェック
個別指導は一人ひとりの生徒に合わせて指導が進められるため、生徒が主体的に学ぶことができます。かわって集団塾は画一的なカリキュラムであるため、学期の途中で入塾した場合は生徒がそのカリキュラムに合わせる必要があります。丁寧な指導が受けたいと考えるなら、個別指導がおすすめといえるでしょう。
講師の質に注目する
質の高い講師がいる塾であれば、的確なアドバイスや指導を受けることができ、効率的に学習できます。なんでも相談・質問してよいかなど講師の雰囲気や口コミをチェックするのも大切です。
まとめ
学習塾ひとつとっても、個別指導塾と集団塾ではさまざまな違いがあります。どちらの塾にするかは、それぞれの指導方法を確認したうえで、お子様の勉強法に合わせたものを選ぶのが効果的ですね。
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