小学生に「おすすめ」の塾を専門家が解説
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- 小学校のテストでいい点数が取れなくなってきた
- 中学受験をしようか迷っている
- 中学校に入ってから授業についてくことができるか不安
小学生が勉強に対して抱く悩みは人によって全く異なります。
現在の学習内容に対する苦手意識であったり、将来に対する迷いであったり、それぞれの悩みに対して確実に効果のある学習スタイルを取り入れることが、小学生の勉強では大切です。
今回は、勉強や学習のお悩み別におすすめしたい、小学生が塾に通うタイミングや塾タイプについて解説していきます。
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目次
小学校の授業が難しいと感じる生徒
簡単な読み書き・計算から始まった小学生の学習も、学年が上がるごとに少しずつ難易度が上がってきます。
特に、小学校三年生頃からは、理科・社会の科目が加わる上に、算数や国語の学習範囲も広がり、授業のスピードが上がってきたと感じる生徒も多くなります。
小学生の学習では苦手な単元や学習をそのままにしておいてしまうと、次の学年で発展的な内容を学ぶときに、そもそも基礎を理解することができていないので全く授業内容が理解できない、という事態を誘発してしまいます。
「学校の授業を聞いても理解できなかった」、「確認テストで点数があまり取れていない」という場合は決してそのままにすることなく、すぐに学習塾を検討するなどして、わからない単元や苦手な分野が残ったままにならないように注意していきましょう。
小学校の授業が難しい生徒におすすめの通塾タイミング
小学校の授業についていくことが困難だと感じている場合は、なるべく早く通塾(塾へ通うこと)を検討しましょう。
小学校では、国が定めた学習指導要領に沿って学習を進めていきます。
確認テストが終わった後は次の単元へと授業の内容が移っていきますので、「先週習ったところが全然理解できなかった」と感じていても、どんどんと次の単元へと学習が進んでいきます。
この場合、休み時間などに学校の先生に「この単元がよくわかりません」と自発的に先生のところに質問に行くことができれば苦手を克服できる可能性もありますが、多くの小学生にとって自発的に勉強の相談を、休み時間に質問に行くことはとてもハードルが高いことです。
そのため、「勉強がわからないけど、なんとなくそのまま放置している」という生徒はとても多いですが、これではどんどんと勉強がわからなくなってしまう一方になってしまいます。
なるべく早く学習塾に通うことを検討して、「学校の授業でわからなかった部分は、すぐに先生に質問する」という習慣を意識付けていきましょう。
小学校の授業が難しいと感じる生徒におすすめの学習塾タイプ
「小学校の授業についていけない」、「わからない単元がある」という場合は、個別指導塾(個別塾)に通うことでしっかりと苦手を潰していく必要があります。
学習状況によっては学年をさかのぼったリターン学習なども取り入れていく必要があるので、学校と同様に決められたカリキュラムで授業が進む集団塾ではなく、個別塾で自分だけのカリキュラムに沿って学習していくことがとても大切になってきます。
生徒の学習状況やライフスタイルを把握した上で、一人ひとりのペースに合わせた学習計画を作成してくれる個別塾に通い、スモールステップで苦手を克服していきましょう。
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中学受験を考えている生徒
中学受験を希望している、中学受験の可能性がある、といった小学生の場合は、なるべく早めに学習塾に通って対策を始めましょう。
中学受験は、学校ごとに出題の傾向や試験範囲も大きく異なります。
また、出題範囲が小学校の教科書を超える内容にまで及ぶこともありますので、家庭学習のみで合格を目指すことは相当難しいです。
問題を解くコツやテクニックを学ぶことができるのはもちろんのこと、最新の受験動向や志願者の推移など、各家庭では分析しきれない情報を得るためにも、中学受験を考えている生徒は塾に通って準備を始めましょう。
中学受験検討中の小学生におすすめの通塾タイミング
一般的に、中学受験に特化した集団塾では、小学校三年生の2月から、新四年生クラスをスタートさせます。
このタイミングから集団塾に通い始める生徒が最も多く、集団塾では学校の授業を2カ月程度先取りしながら、受験に向けた発展的な内容へと学習の内容をどんどんと深めていきます。
「ライバルに囲まれて勉強したい」、「集団授業の緊張感が刺激になる」という生徒の場合は三年生の2月から集団塾に通ってみるとよいですが、一般的な小学生の場合、あまりに早い段階から中学受験塾に通い始めると、膨大な量の課題に心が折れてしまったり、授業や模試ばかりで全く遊ぶことのできない日常に疲弊し、最後まで頑張り切れないケースが多いです。
自分のペースで無理なく中学受験を目指すのであれば、中学受験が視野に入ったタイミングで塾通いを始め、「苦手はリターン学習で克服しながら・得意は先取りと発展問題でどんどん強化」の学習スタイルで、中学受験を目指しましょう。
中学受験検討中の小学生におすすめの学習塾タイプ
先ほどもご紹介した通り、中学受験を目指す大半の小学生は集団塾に通い始めますが、想像以上の進度と課題の多さに圧倒されてしまい、中学受験を前に通塾を断念してしまう生徒が非常に多いです。
集団塾では学校とは比べ物にならないペースで学習が進むため、分からないポイントがあっても質問するタイミングを逸してしまい、せっかく塾に通っているのにどんどんと勉強が苦手になってしまうのは、非常にもったいないことです。
中学受験までの長期間、着実に実力をつけながらも無理のない学習スケジュールで頑張るには、個別塾がおすすめです。
個別塾では生徒一人ひとりの苦手項目を、時には学年をさかのぼったリターン学習でサポートしながら、着実に「わかる!できる!」に変えていきます。
また得意な科目はカリキュラムにとらわれない速度で先取り学習を進め、応用問題や発展問題にも取り組むことで、中学受験において大きな得点源となる実力をつけることができます。
集団塾では有料になる志望校対策講座も、個別塾であれば料金を気にすることなく、志望校合格のための勉強に集中して取り組むことが可能です。
【おススメ関連コラム】代々木個別指導学院が小学生の塾で人気の理由!他塾との違いを徹底解説!▶
中学入学後の勉強に不安を感じている生徒
小学校高学年になり、進学が間近に感じられる段階になると、中学校から始まる英語の授業や、算数からより専門的な内容へと移行する数学の授業などについていけるかどうか、不安を感じる生徒も多いです。
実際に、中学校入学後はこれまで小学校で学んできた学習内容よりも授業の難易度が高くなり、授業スピードもぐんと上がります。
そのためしっかりと予習・復習を行いながら、苦手な単元に関しては克服できるまでしっかりと向き合う習慣を身につけていくことが大切になってきます。
また中学校に入学する前に、小学校の授業内容で理解できていない内容や苦手な単元に関してはしっかりとリターン学習を済ませておき、万全の体制で中学入学準備を行っていきましょう。
中学入学後が不安な小学生におすすめの通塾タイミング
中学校に入学した後の授業内容や授業スピードを不安に感じている生徒は、六年生頃から塾に通って六年生までの学習内容を総復習し、中学校の学習内容を学び始めましょう。
特に大切なのは、これまで小学校で学んできた範囲のなかに、理解できていない部分や苦手な単元がないかどうかの確認です。
中学に入学すると、小学校の勉強を全て理解していることを前提に授業が進んでいくことになります。
そのためこれまでの学習で「苦手だけど、まぁいいや」、「よくわからないけれど、先生に質問するのも面倒くさい」といって放置してきた科目や単元に関しては、中学入学前に必ず解消しておくようにしてください。
中学入学後が不安な小学生におすすめの学習塾タイプ
科目によってリターン学習と先取り学習を組み合わせる必要がある中学準備対策は、自分のペースで自由に学習内容を決められる個別塾がおすすめです。
特にこれまでの小学校生活で残している苦手単元は個人差が大きい部分になりますので、学年をさかのぼったリターン学習でしっかりと学んでいきましょう。
一方で得意な科目に関しては、中学入学後の内容をどんどんと先取り学習で学んだり、少し難しい応用問題に挑戦することで、実力を伸ばしていくことも可能です。
効率的に学ぶことのできる個別塾で、中学入学を見据えて成長していきましょう。
【結論】小学生におすすめの塾は代々木個別指導学院です!
小学校の授業についていけない生徒、中学受験を検討中の生徒、中学準備に取り組みたい生徒、どのような生徒にもおすすめできるのが代々木個別指導学院です。
多くの生徒にとって初めてとなる学習塾への通塾は、生徒一人ひとりの目標や困りごとに対して真摯に寄り添い、生徒のスピードに寄り添って成長をサポートしてくれる個別塾を探すことがとても大切です。
とはいえ、個別塾であればどこでも良い結果が出るわけではありません。
ワンランク上のめんどうみを掲げ、生徒自身の考える力とやり遂げる力を育む教育を基本としている代々木個別指導学院では、どんなお悩みをもつ小学生であっても一人ひとりの学習状況を丁寧にヒアリングし、キミ専用のカリキュラムで勉強をサポートすることができます。
指導を講師だけに任せることなく、個別指導のプロである総合学習アドバイザーが一人ひとりの学びをしっかりと見守りますので、高い学習効果が得られると評判です。
学習塾に通おうか迷っている小学生の保護者様は、ぜひ一度代々木個別指導学院までお問い合わせください。
代々木個別指導学院は東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県に77校あります。
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東京大学卒業後、小中高生向けの通信教育事業に携わり、その後、大手出版社にて数々の参考書や辞書に編集に携わる。現在は都心に住む小中高生向けの塾選びのアドバイザーとしても活躍中。
■経歴
1967年 6月 高知県生まれ
1986年 3月 土佐高等学校 卒業
1986年 4月 東京大学教養学部文科1類 入学
1988年 4月 東京大学法学部第3類(政治コース)進学
1992年 3月 東京大学法学部第3類(政治コース)卒業
1996年 2月 株式会社増進会出版社 入社/通信教育事業部、株式会社ゼット会出版 書籍編集部にて勤務
2005年 2月 増進会出版社 退社
2005年 3月 株式会社三省堂 入社/辞書出版部 外国語辞書編集室、学参・教材出版部にて勤務
2021年10月 三省堂 退社
■これまでに編集を担当した書籍
『速読速聴・英単語Core 1800 ver.2』松本茂, 藤咲多恵子, Robert L. Gaynor, Gail K. Oura著、松本茂監修(Z会出版)2003年
『速読速聴・英単語Advanced 1000 ver.2』松本茂, 藤咲多恵子, Robert L. Gaynor, 古瀬哲也著、松本茂監修(Z会出版)2004年
『ウィズダム英和辞典 第2版』井上永幸・赤野一郎 編(三省堂)2007年
『財務情報英和辞典』菊地義明 著(三省堂)2008年
『デイリーコンサイス英和辞典 第8版』三省堂編修所 編(三省堂)2009年
『デイリーコンサイス和英辞典 第7版』三省堂編修所 編(三省堂)2009年
『ビジネス時事英和辞典』菊地義明 著(三省堂)2010年
『ビジネス実務総合英和辞典』菊地義明 著(三省堂)2010年
『グランドセンチュリー和英辞典 第3版』小西友七 監修/岸野英治 編(三省堂)2011年
『新しい常用漢字と人名用漢字』安岡孝一 著(三省堂)2011年
『ウィズダム英和辞典 第3版』井上永幸・赤野一郎 編(三省堂)2013年
『ウィズダム和英辞典 第2版』小西友七 監修/岸野英治 編(三省堂)2013年
『英語反意語辞典』富井篤 編(三省堂)2014年
『デイリーコンサイス和英辞典 第8版』三省堂編修所 編(三省堂)2016年
『グランドセンチュリー和英辞典 第3版 新装版』小西友七 監修/岸野英治 編(三省堂)2017年
『ウィズダム和英辞典 第3版』岸野英治 編(三省堂)2019年
『読解力と表現力を高めるSDGs英語長文Core』竹下厚志 著(三省堂)2020年