中1から塾は必要か?塾に通うメリットを徹底解説!
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中学一年生になると学習をとりまく様々な環境が変化します。
中学生の学習に適応することができず、思ったような成績をとることができずに悩む問題を「中1の壁」といい、多くの中学一年生が悩んでいる現状です。
「なかなか定期テストで平均点が取れない」、「定期テストの勉強方法がわからない」といった悩みを抱える生徒は非常に多いです。
今回は、中1の壁を克服するためにも、中1から塾に通う必要があるのか、どのような点に気を付けて学習塾選びをすべきなのかについて、詳しくご紹介していきます。
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目次
中1の学習塾事情
2008年に文部科学省が発表したデータによると、2007年時点で学習塾に通っている中学一年生は45.1%と全体の約半数であったことが報告されています。
同じ調査で小学六年生の通塾率は37.8%であるということを考えると、小学生から中学生に上がるタイミングで、7%もの生徒が塾通いをスタートさせていることになります。
中1の壁と呼ばれる、小学校から中学校の学習環境の変化に対応するためにも、多くの生徒が中1のタイミングで通塾を開始しています。
【参考文献】子どもの学校外での学習活動に関する実態調査報告 平成20年8月(文部科学省)
中1の壁とは
中1の壁は、中学進学によって大きく変化する学習環境についていくことができず、中学生になった途端に周囲から勉強面で遅れをとってしまう問題や状態を意味する言葉です。
小学生の頃は勉強で困ったことがないという生徒であっても、中学校のテストでは思うような点数が取れなかったり、いつの間にか授業についていけなくなっていたりするという生徒も少なくありません。
中1の壁にぶつかる理由①教科別担当制
担任の先生が主要教科を指導していた小学生までと異なり、中学生になると各教科で担当が異なる教科別担当制となります。
それぞれの先生によって授業の進め方や板書の書き方、定期テストの出題傾向などが大きく異なります。
中学生という新しい環境に適応しながら各教科の勉強に対応していくことは非常に難しく、思うように実力を発揮できないという生徒が続出します。
生徒によっては、繊細な感情や思春期特有の大人への拒否反応などを示してしまうこともあり、「英語は先生が嫌いだからやりたくない」といった状態になる可能性もあります。
中1の壁にぶつかる理由②本格的な英語学習のスタート
中学生になると、本格的な主要科目としての英語学習が始まります。
夏休み明けに学習する英文法の時点で授業について行くことができなくなると、その後の長文読解や記述問題に対応することができなくなり、英語の成績がどんどん下がり続けてしまいます。
中学一年生の段階から正しい英語の学習方法を理解しておくことが、教科としての英語を制するための大きなポイントとなります。
英語学習は一朝一夕でどうにかなるものではありませんので、コツコツ苦手意識を払拭することが重要です。
中1の壁にぶつかる理由③部活動の開始
小学生までと大きく変化する、中学生のライフスタイルの一つが部活動です。
部活動に入部すると、放課後の過ごし方や時には朝の過ごし方まで大きく変化し、物理的に勉強に割く時間が少なくなってしまったり、疲れから机に向かう気力を失ってしまったりします。
特に拘束時間が長い部活動や体力をつかう部活動に入部した生徒の場合は、タイムパフォーマンスのよい学習方法を身につける必要があります。
中1の壁にぶつかる理由④中間テスト・期末テスト
小学生までは、それぞれの教科の単元ごとに行われていた確認テストですが、中学生になると数カ月おきに実施される5教科の中間テスト・9教科の期末テストで生徒一人ひとりの実力が測られます。
5教科ないしは9教科の学習を並行して行う必要があること、また教科ごとのテスト範囲も広くなることから、計画的に学習に取り組なかで「わかったつもり」ではなく「できる」という段階まで学習の理解度を高めておく必要があるのです。
【おススメ関連コラム】中学生のテスト勉強の効果的な計画表の作り方を解説▶
中1に塾が必要!では、どんな塾を選べばいい?
中学校三年間の勉強の基礎を築くことを考えると、中1の壁につまずかないように中1から塾に通っておくと安心です。
しかしながらどんな塾でも良いのではなく、中1の壁に対応した塾・自分自身のもつ力を最大限に伸ばしてくれる塾はどこかを慎重に見極めることが必要になってきます。
中1の塾選びポイント①自分のペースで学習できる塾
先ほどご紹介した通り、中学生からの勉強は小学生までと全く異なります。
特に中1の段階では、中学生の学習スタイル・志望校合格を勝ち取る学習スタイルを正しく身につけ、弱点や苦手をつぶしておく必要があります。
また基礎を学習する中1は、教科ごとに各々の理解度が大きく異なっているということが多いです。
得意な英語はどんどんと先取り学習や応用問題にチャレンジする一方で、苦手な数学は必要に応じて小学生の学習範囲も確認したり何度も基本問題を解きなおしたりすることで、「わかったつもり」を解消し、発展問題に挑戦する基礎力を着けておく必要があります。
そのため一律のカリキュラムで授業が進行する集団塾ではなく、生徒一人ひとりの理解度に合わせて教科ごとの学習計画を立案してくれる個別塾に通うことが、中1の壁を乗り越えるためのポイントです。
代々木個別指導学院は「キミ専用カリキュラム」で成長をサポート
代々木個別指導学院は、学校の進度にとらわれることなく、生徒自身の理解度や目標に合わせた学習プランを、個別指導のプロである総合学習アドバイザーが提案します。
いま現在抱えている学習に関する悩み事はもちろんのこと、将来的な目標から毎日の学習内容を逆算してカリキュラムを作成しますので、確実に成長につながります。
自分のペースで学習を進めることのできるフリーステップ学習や、わからないところまで戻って学習をするリターン学習を組み合わせることで、中1の基礎から中学生の勉強法を学んでいきましょう。
中1の塾選びポイント②自由なスケジュールで通塾可能
中学生になると部活動がはじまり、集団塾で指定された授業日や授業時間に通塾するためには部活動を早退せざるをえないという悩みをもつ生徒もいます。
またコンクールや大会の前には、部活動の練習と塾のカリキュラムで板挟みになってしまうということも珍しくありません。
部活動と学習を両立させるためには、自分の予定に合わせて通塾日を決めることができる個別塾がおすすめです。
代々木個別指導学院には振替制度も
代々木個別指導学院では、部活動や習い事の予定にあわせて、通塾の日時を相談していただけます。
個別指導のプロである総合学習アドバイザーが、生徒一人ひとりの希望スケジュールにあわせた学習計画を作成しますので、忙しい中学一年生でも確実に結果につなげることができます、
中1の塾選びポイント③自主性を育む指導
中1の壁を乗り越えて中学生の学習をマスターするためには、言われたことをなんとなくこなす力ではなく、自分自身の頭で考える習慣を身につけることが大切です。
勉強法の解説が中心の授業や集団塾での授業だけで考える力を身につけることは難しいので、弱点を克服するまでの過程をしっかりと見守ってくれる環境や講師のいる個別塾で学習することが、中1にとって必要な塾であるといえます。
代々木個別指導学院なら「ワンランク上のめんどうみ」で能力を引き出す
代々木個別指導学院では、基本的に、学校や集団塾のように、自宅で復習をしてくるよう宿題を課すことをしていません。
復習や問題の解きなおしは授業内に講師が見ている中で行うからこそ、「この部分の理解が怪しいな」、「このポイントがつまずきやすいな」と気付いて解説することができ、「できる」につなげていく指導が可能になるからです。
また、講師と総合学習アドバイザーが、認める・ほめる・励ますを柱に指導を行うことで、自分自身の頭で物事を考える力を養い、夢を叶えるために自立して進むことのできる成長につながります。
中1の壁を乗り越えて高校受験に向かう力、さらにその先の激動の時代を生き抜くために必要な「自分の力で歩める人間」を育てるという理念を掲げ、勉強を通して高い人間性を養っていただきます。
中1で塾が必要か悩んだときは、代々木個別指導学院に相談!
中学生になると、小学生の時とはガラッと学習環境が変化します。
「中1の壁」につまずくことなく中学生の勉強方法を習得するため、そして志望校合格にむけて着実に成長するためには、中1からの塾通いが重要です。
中学生としての学習方法を正しく身につけて、定期テストの成績アップや志望校の合格という結果につなげていくことが必要になってきますので、中学一年生に必要な塾は個別塾(個別指導塾)です。
代々木個別指導学院では、中1の壁に悩む中学一年生や、中学校三年間の勉強につまずくことなく実力をつけたいと考える生徒に対して、総合学習アドバイザーが中心になって、中学生の勉強法が定着するよう、そして自分の頭で考えることのできる人間に成長できるようサポートしてまいります。
中1で塾が必要か悩んでいる生徒には、無料の入会カウンセリングを通してより詳細に、そしてあなたにぴったりの学習法をご案内させていただきますので、お気軽に代々木個別指導学院までお問い合わせください。
代々木個別指導学院は東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県に76校あります。
東京大学卒業後、小中高生向けの通信教育事業に携わり、その後、大手出版社にて数々の参考書や辞書に編集に携わる。現在は都心に住む小中高生向けの塾選びのアドバイザーとしても活躍中。
■経歴
1967年 6月 高知県生まれ
1986年 3月 土佐高等学校 卒業
1986年 4月 東京大学教養学部文科1類 入学
1988年 4月 東京大学法学部第3類(政治コース)進学
1992年 3月 東京大学法学部第3類(政治コース)卒業
1996年 2月 株式会社増進会出版社 入社/通信教育事業部、株式会社ゼット会出版 書籍編集部にて勤務
2005年 2月 増進会出版社 退社
2005年 3月 株式会社三省堂 入社/辞書出版部 外国語辞書編集室、学参・教材出版部にて勤務
2021年10月 三省堂 退社
■これまでに編集を担当した書籍
『速読速聴・英単語Core 1800 ver.2』松本茂, 藤咲多恵子, Robert L. Gaynor, Gail K. Oura著、松本茂監修(Z会出版)2003年
『速読速聴・英単語Advanced 1000 ver.2』松本茂, 藤咲多恵子, Robert L. Gaynor, 古瀬哲也著、松本茂監修(Z会出版)2004年
『ウィズダム英和辞典 第2版』井上永幸・赤野一郎 編(三省堂)2007年
『財務情報英和辞典』菊地義明 著(三省堂)2008年
『デイリーコンサイス英和辞典 第8版』三省堂編修所 編(三省堂)2009年
『デイリーコンサイス和英辞典 第7版』三省堂編修所 編(三省堂)2009年
『ビジネス時事英和辞典』菊地義明 著(三省堂)2010年
『ビジネス実務総合英和辞典』菊地義明 著(三省堂)2010年
『グランドセンチュリー和英辞典 第3版』小西友七 監修/岸野英治 編(三省堂)2011年
『新しい常用漢字と人名用漢字』安岡孝一 著(三省堂)2011年
『ウィズダム英和辞典 第3版』井上永幸・赤野一郎 編(三省堂)2013年
『ウィズダム和英辞典 第2版』小西友七 監修/岸野英治 編(三省堂)2013年
『英語反意語辞典』富井篤 編(三省堂)2014年
『デイリーコンサイス和英辞典 第8版』三省堂編修所 編(三省堂)2016年
『グランドセンチュリー和英辞典 第3版 新装版』小西友七 監修/岸野英治 編(三省堂)2017年
『ウィズダム和英辞典 第3版』岸野英治 編(三省堂)2019年
『読解力と表現力を高めるSDGs英語長文Core』竹下厚志 著(三省堂)2020年