中学生の理想的な勉強時間はどのくらい?平日と休日で分けて紹介します!
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中学生になると、授業数が増え、部活も始まることから、自宅で過ごす時間が短くなります。
自宅学習もしなければいけないため、「時間管理」がとても重要になります。
そこで今回は、「中学生にとって理想の勉強時間とは」というテーマに沿って、勉強時間を確保するコツや、中学生の勉強のポイントをご紹介していきます。
目次
中学生の理想的な勉強時間
中学生は、基本5教科(英語・国語・数学・理科・社会)と、技能4教科(美術・音楽・保健体育・技術家庭)の、合計9教科を中心に学習します。
特に基本5教科の勉強は、毎日コツコツとやっていくことが大切です。
中1・中2の勉強時間
中1・中2は、受験生になる前に、学習の習慣を身につけるための大切な時期です。
おおよその勉強時間は、以下の通りです。
平日……1時間~2時間程度を目安に
休日……2〜3時間程を確保できるように
部活の活動日や習い事の関係で、上記のような勉強時間を確保することが難しい日もあるかと思います。
その場合は、余裕のある日に長めに勉強したり、朝の登校前に数十分の勉強時間を確保したりすることをおすすめします。
※時間はあくまでも参考であり目安です
中3(受験生)の勉強時間
中3になると、いよいよ高校受験に向けて、しっかりと勉強時間を確保していくことが大切になります。
部活を引退する夏までは、中2までの学習時間は最低でも維持をすることを心がけてください。
部活を引退後は、以下の時間をおおよその目安として、勉強に取り組む必要があります。
平日……3時間程度(18時〜21時など)
休日……5時間〜(午前2時間・午後3時間など)
もちろん、受験生であっても、勉強だけでなく体調管理や息抜きなどの時間も大切にしていかなくてはいけません。
心身の体調や、プライベートな予定と相談しながら、無理なく学習を進めることが大切です。
※時間はあくまでも参考であり目安です
理想の勉強時間を確保すれば必ず成績は上がるの?
残念ながら、理想の勉強時間をクリアすれば、確実に成績が上がるということはありません。
反対に、効率的な勉強方法で前向きに勉強することで、多少の勉強時間の少なさをカバーすることは可能です。
理想の勉強時間だけに囚われず、以下のポイントに注意をして、勉強していきましょう。
無駄に時間をかけても身につかない
中学生の勉強は、小学生の頃と比較して難度が上がり、専門性の高い内容となっています。
そのため、小学生の頃のように「教科書を繰り返し読むだけ」、あるいは「学校の授業を聞くだけ」というような勉強方法では、点数につながりません。
中学生の勉強内容を理解し、テストや受験に向けた実力をつけるためには、思考力と表現力を身につけながら、基礎学力の定着を図る必要があります。
つまり、理想の勉強時間を確保することよりも、質の高い勉強時間を過ごすことが大切です。
得意科目ばかりを勉強しても効果は限定的
中学生が勉強に取りかかる時、どうしても「得意科目の勉強ならば、やる気が出る」、「苦手科目の勉強を後回しにして、時間がなくなってしまう」という傾向が見られます。
しかし高校受験では、一部の国際コースなどの専門コースに進学する場合を除き、基本5教科のテストを受験する必要があります。
また内申点は、9教科全ての成績が反映されるため、1つか2つの得意科目だけで、苦手科目の勉強不足をリカバーすることは、非常に困難です。
限られた時間を有効に活用して、苦手科目の底上げを行うことが、志望校合格や内申点アップの近道です。
わからない問題に時間をかけすぎない
多くの生徒は、わからない問題を解くことに時間を費やし、結局は理解できないままに、「まぁいいや」と放置してしまいます。
あるいは、「解答を書き写したから、次からは間違えないような気がする」と、根拠のない自信をもってしまう傾向にあります。
中学生の勉強においては、全ての学習範囲が、次の単元や学年の学習内容の基礎となります。
そのためわからない問題を放置していると、現在の学習範囲を対象にしたテストで良い点数が取れないだけでなく、次に学習する範囲の成績にも大きな影響を及ぼしかねません。
つまり貴重な時間の中で、効率良く勉強を進めて、わからない問題を「自分で解ける!」、「絶対間違えない!忘れない!」というレベルに引き上げる必要があります。
理想の勉強時間を充実させるなら「個別塾」がおすすめです
前項でご説明した通り、理想の勉強時間を確保しただけでは、成績は上がりません。
忙しいなかで捻出した理想の勉強時間を充実させるためには、プロの力が必要です。
特におすすめなのが「個別塾」です。
自分に合った勉強方法がわかる
個別塾では、一人ひとりの生徒の学習状況や、得意・不得意に応じて、最適な勉強方法を指導してくれます。
例えば、一口に「英文読解が苦手」といっても、英単語の語彙力が不足している生徒と、文法を理解できていない生徒、また助動詞の意味がわからない生徒では、必要な勉強内容に違いが生じます。
個別塾であれば、プロの視点から「自分に必要な勉強」を分析してもらうことができます。
限られた時間で、自分の成績を上げるための勉強に集中して取り組むことができるので、効率よく勉強を進めることが可能になります。
苦手科目も徹底対策
個別塾には決まったカリキュラムがなく、自分のペースに合わせて勉強を進めることができます。
そのため、苦手な科目を重点的に学ぶことができ、しっかりと理解を定着させることが可能です。
特に苦手科目は、以前に学習した範囲の理解不十分が原因となっている可能性が高いので、プロの視点でやり直しが必要なところまで戻り、勉強し直すことによって、限られた時間を有効活用することができます。
プロの解説で「わからない」を解決
さらに、苦手科目を克服する上で役に立つのが、プロによる解説です。
個別塾ではマンツーマンに近い形で授業が進むため、自分が疑問に思ったタイミングで、質問をすることができます。
また講師は、生徒一人ひとりの理解力に応じて解説を行うため、これまで理解することが難しかった部分でも、納得できるまで説明してもらうことが可能です。
「何回挑戦してもわからない」、「何度やっても解けない」という問題を、効率よく解決していくことができるので、確保した勉強時間を無駄にすることがありません。
学習効果を高めたいなら「代々木個別指導学院」が最適です
個別塾のなかでも特におすすめなのが「代々木個別指導学院」です。
代々木個別指導学院は、個別塾の強みを活かして、中学生の理想の勉強時間を無駄のない充実した時間にするだけでなく、代々木個別指導学院独自の指導法で、中学生の成績アップや志望校合格をサポートします。
キミ専用カリキュラムで時間を無駄にしない
理想の学習時間は、時間数を確保するだけでは意味がなく、自分に合った勉強内容を、計画的にこなしていく必要があります。
代々木個別指導学院では、生徒一人ひとりの目標や学習状況を分析した上で、「キミ専用カリキュラム」というオーダーメイド型のカリキュラムを作成し、生徒をサポートすることで、時間を有効活用した勉強法を指導していきます。
志望校合格やテストの点数アップに向けて必要な勉強内容と理想の勉強時間を、個別指導のプロである総合学習アドバイザーが分析して作成したキミ専用カリキュラムなので、限られた時間でしっかりと学習効果をあげることができます。
リターン学習でピッタリ学ぶ
代々木個別指導学院では、生徒一人ひとりの学習状況に応じて、リターン学習や先取り学習を、適宜取り入れています。
得意科目の知識力や、苦手科目の理解度によっては、学年をまたいだ指導を行います。
「とりあえず、目先のテストで赤点を取らない」ための学習ではなく、「高校受験に向けて、必要な知識を身につける」ことを目標としていますので、現在の学年にこだわることなく、自分にピッタリの内容で学び、成長につなげることができます。
「わかった!」と納得するまで丁寧に解説
代々木個別指導学院では、理解が定着するように、生徒一人ひとりの学習状況に応じて、「自分で考える」をサポートするような指導を行っています。
講師の口から全てを説明する(解法だけを教える)のではなく、「生徒が自分の頭で答えを導くためのヒントを与える」ということに重きをおくのが、代々木個別指導学院の特徴です。
自分の力で正解にたどりつくという経験を繰り返すことによって、一時的に「わかった気がする」と納得するだけでなく、「絶対自分で解ける!」、「確実にわかった!」というレベルにまで到達することを目標としています。
まずはお近くの代々木個別指導学院にご相談ください
中学生にとって、忙しい日常のなかで理想の勉強時間を確保することも大切ですが、もっと重要なのは、「限られた勉強時間の中で、効果的で効果的な勉強を行う」ことです。
「理想の勉強時間を確保したけれど、成績が上がらない」、「理想の勉強時間の中で、何を勉強すればいいかわからない」と悩んでいる生徒は、お近くの代々木個別指導学院までご相談ください。
代々木個別指導学院であれば、個別指導のプロである「総合学習アドバイザー」が、一人ひとりの目標や学習状況に応じて、最適な勉強方法をご提案させていただきます。
また、代々木個別指導学院では、無料の入会カウンセリングと体験授業を実施しております。
ぜひお気軽にお問い合わせください。
代々木個別指導学院は東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県に76校あります。
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東京大学卒業後、小中高生向けの通信教育事業に携わり、その後、大手出版社にて数々の参考書や辞書に編集に携わる。現在は都心に住む小中高生向けの塾選びのアドバイザーとしても活躍中。
■経歴
1967年 6月 高知県生まれ
1986年 3月 土佐高等学校 卒業
1986年 4月 東京大学教養学部文科1類 入学
1988年 4月 東京大学法学部第3類(政治コース)進学
1992年 3月 東京大学法学部第3類(政治コース)卒業
1996年 2月 株式会社増進会出版社 入社/通信教育事業部、株式会社ゼット会出版 書籍編集部にて勤務
2005年 2月 増進会出版社 退社
2005年 3月 株式会社三省堂 入社/辞書出版部 外国語辞書編集室、学参・教材出版部にて勤務
2021年10月 三省堂 退社
■これまでに編集を担当した書籍
『速読速聴・英単語Core 1800 ver.2』松本茂, 藤咲多恵子, Robert L. Gaynor, Gail K. Oura著、松本茂監修(Z会出版)2003年
『速読速聴・英単語Advanced 1000 ver.2』松本茂, 藤咲多恵子, Robert L. Gaynor, 古瀬哲也著、松本茂監修(Z会出版)2004年
『ウィズダム英和辞典 第2版』井上永幸・赤野一郎 編(三省堂)2007年
『財務情報英和辞典』菊地義明 著(三省堂)2008年
『デイリーコンサイス英和辞典 第8版』三省堂編修所 編(三省堂)2009年
『デイリーコンサイス和英辞典 第7版』三省堂編修所 編(三省堂)2009年
『ビジネス時事英和辞典』菊地義明 著(三省堂)2010年
『ビジネス実務総合英和辞典』菊地義明 著(三省堂)2010年
『グランドセンチュリー和英辞典 第3版』小西友七 監修/岸野英治 編(三省堂)2011年
『新しい常用漢字と人名用漢字』安岡孝一 著(三省堂)2011年
『ウィズダム英和辞典 第3版』井上永幸・赤野一郎 編(三省堂)2013年
『ウィズダム和英辞典 第2版』小西友七 監修/岸野英治 編(三省堂)2013年
『英語反意語辞典』富井篤 編(三省堂)2014年
『デイリーコンサイス和英辞典 第8版』三省堂編修所 編(三省堂)2016年
『グランドセンチュリー和英辞典 第3版 新装版』小西友七 監修/岸野英治 編(三省堂)2017年
『ウィズダム和英辞典 第3版』岸野英治 編(三省堂)2019年
『読解力と表現力を高めるSDGs英語長文Core』竹下厚志 著(三省堂)2020年