高校生の定期テスト勉強法

はじめに

高校生の定期テスト勉強法

定期テストの勉強法｜成績アップを目指すポイント

定期テストのための勉強法に取り組んでいても結果が出せない場合は、成績アップを目指せるポイントを取り入れてみましょう。今までの勉強法を少し変えるだけでも結果は変わってくるので、以下を参考にしてみてください。

1.　目標を設定する

成績アップのためには、まず目標を設定することが重要です。ただ「成績アップする」という曖昧な目標では、効率的な対策が見つかりません。具体的な目標を立てるには、今までのテスト対策の改善点を洗い出し、強化するべき部分を見つけることが重要です。

たとえば、「数学を10点上げる」と目標を設定するなら、自分が毎回苦手で点を落としがちな単元を徹底して勉強することで、効率よく点数アップが見込めます。また、どの教科も平均的な点数しか取れない場合に「定期テストの順位を5つ上げる」という目標を設定するなら、、高得点が見込める応用問題対策に取り組むなどの対策ができます。

ただし、「すべての教科で90点以上取る」など今のレベルからかけ離れた無謀な目標を立ててしまうと達成しづらく、モチベーションも保てないので、自分に合った目標を設定するようにしましょう。

2.　定期テストまでの学習スケジュールを作成する

目標を決めたら、学習スケジュールを立てて勉強時間を計画的に管理しましょう。日ごとや週ごとに具体的な予定を立てると、効率よく勉強を進められます。

スケジュールは、以下のポイントを押さえて作成するといいでしょう。

・教科ごとに「学習が必要な単元・項目」を洗い出す

過去問題を解いたり、定期テストの結果を振り返ったりすると、自分の苦手な科目や理解できていない単元、覚えていないことなどがわかってきます。

これらの単元や項目が「必要な学習」になるので、しっかり洗い出してください。

・学習が必要な単元や項目を1日単位で割り振る

定期テストまでの日程を踏まえ、学習が必要な単元や項目を1日単位で割り振ります。たとえば、「国語　漢字練習　17：00～18：00」「数学　微分積分の復習　18：00～19：00」というように学習内容と勉強時間を割り振ることで、着実にその項目をクリアしていけます。

スケジュールを決めておかないと、勉強の進捗が分からなくなってしまい、理解できていない箇所の学び直しができません。

教科ごとに時間を割り振り、計画にそって勉強を進めれば、わからない部分を取りこぼすことがなくなります。また、スケジュールをこなすと達成感も生まれるので、勉強も楽しくなってくるでしょう。

3.　問題演習を積極的に行う

学習した内容を定着させるために、問題演習を積極的に行いましょう。

教科書や参考書の問題集、過去問題などを解くことで、理解度や問題解決能力が向上します。解けなかった問題や間違えた問題についてしっかりと復習すれば、結果にもきちんと反映されます。