【中学・高校】塾を変えるってアリ?転塾の注意点やポイントを解説
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中学や高校の勉強は徐々に専門性が高まっていき、小学校の頃のように「授業を聞いて、教科書をしっかり読めばテストは満点」というわけにはいきません。
日々予習や復習に対してしっかりと取り組んでいたとしても、どうしても生徒自身の力だけでは乗り切ることのできない難易度の単元や問題も少なくありません。
しかし、学力アップのために塾に通っていても、思うように成績向上という手ごたえを感じることができないという生徒もいます。
このような場合には、塾を変える(転塾する)というのもありなのでしょうか。
そこで今回は、中学や高校で塾を変えるという選択肢についてご紹介します。
今通っている塾で伸び悩んでいる生徒はもちろんのこと、通塾を検討中の生徒が塾選びで気を付けておきたいポイントについてわかりやすく解説します。
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目次
中学生や高校生が塾に通う理由
中学や高校での授業だけではなく、塾(学習塾)に通う生徒が多いのはなぜでしょうか。
まずは塾に通う理由から掘り下げていきましょう。
代々木個別指導学院入塾相談にいらっしゃった生徒や保護者の方に伺ってみると、「記述式の問題に強くなりたい」、「受験に関する情報がほしい」、「学校の授業についていけない」といったような理由が挙げられます。
記述式の問題に対する対策
近年の高校入試や大学入試では、生徒の思考力や表現力を測りたいとの考え方から、記述式の問題が多く出題されます。
ただ答えを導き出すだけのテストとは異なり、「自分はどのように考えたのか」、「どんな風に感じたのか」という気持ちを言葉でまとめ、時間内に解答用紙に記す必要があります。
記述問題とは一見縁のなさそうな数学の問題でもそれは同様で、解答を導き出すまでの計算式や方程式の使い方なども評価の対象になります。
しかしながら学校や集団塾のなかでは時間も限られていますので、生徒一人ひとりに対して細かな記述問題のフォローやサポートができず、個人で対応をせざるを得ないのが記述式問題に苦手意識を持つ生徒が多い理由です。
そのため「自分で記述問題にチャレンジしたけれど、合っているのか分からない」、「記述問題で毎回点を落としてしまい、模試の良い結果につながらない」という生徒の場合は、「個別塾に塾を変える」もしくは「個別塾に通い始める」という選択がおすすめになります。
受験に関する情報
中学生が挑む高校受験や、高校生が挑戦する大学受験は、自分の頑張り次第で可能性が無限に広がります。
現代の高校受験・大学受験では、1つの学校に対する試験方法が複雑化し、推薦入試や一般入試など、複数の方法が存在している状態です。
また出題される問題の種類にも傾向があり、「図形問題の配点が大きい」、「長文読解には必ず時事ネタを絡めた問題が出題される」というように、知っておくことでかなり合格に近づきやすくなる情報を持っているのは、学校よりも塾です。
特に、個別塾ではこれまで先輩がそれぞれの志望校に向けて対策を行う際に、講師がしっかりとサポートをしながら受験問題に取り組んできた経験があるので、学校ごとの出題傾向や最新の入試情報を生きた情報として網羅しているのです。
そのため「受験に対するサポートが不安」という理由によって集団塾から塾を変えることを検討したり、受験に向けて万全の対策を行ってくれる塾に通いたいという場合は、めんどうみのよい個別塾がおすすめです。
【おススメ関連コラム】高校受験では塾はいつから通えばいいの?志望校に合格した先輩からのアドバイスも紹介▶
学校の授業についていけない
高校受験や大学受験は、それぞれ「中学3年間の教科書内容」、「高校3年間の教科書内容」の全てが出題範囲です。
そのため学校の授業でついていけない分野があった場合、早急に対策を取らないと受験の時に非常に苦労してしまいます。
特に中学・高校や集団塾では、カリキュラムに沿った内容で集団授業が進められていくため分からない単元を詳しく突き詰めて学んだり、反対に理解がしっかりとできている分野であっても先取り学習をしたりすることができないため、一度分からなくなってしまった場合、また先生や講師に質問をしづらいという場合は、個別塾へと塾を変えること、もしくは新規で通塾ことを検討するとよいでしょう。
【おススメ関連コラム】中学生のテスト勉強の効果的な計画表の作り方を解説▶
塾を変える際に注意したい塾選びポイントは?
「集団塾では成績アップに結びつかなかったので、思い切って塾を変えたい」という際に、塾を選ぶときに、注目しておきたいポイントをいくつかご紹介します。
通っている塾を途中で変えることや、遅すぎるタイミングで塾に通い始めることは、悪いことではありません。
ただし自分自身の成長につながらない塾に変えたり、通塾を申し込んだりしても意味がありませんので、自分の能力を最大限に引き出してくれる塾を選ぶことが大切になってきます。
自分のペースで学ぶことのできる塾
先ほどご紹介した通り、学校や集団塾では一律のペースで授業が進んでいくのに対して、志望校や合格までに重点的に取り組むべき課題はそれぞれ異なります。
志望校に合格するために必要な勉強を自分のペースで取り組むことのできる塾、また部活動や習い事などのスケジュールも加味して学ぶことのできる塾を選ぶことが、高校受験や大学受験を成功させる鍵となります。
代々木個別指導学院ならピッタリ学べる!
代々木個別指導学院では個別指導に精通した総合学習アドバイザーが、生徒一人ひとりにとってレベルもペースもピッタリになるよう、オーダーメイド型の学習プランを提案いたします。
教育指導要領に定められたペースで学習を進めるのではなく、あなたに合ったペースで学ぶことができるので、一つひとつの単元や分野をしっかりと理解し、知識が定着するところまでを授業内で丁寧に確認していくことが可能です。
ピッタリのペースとレベルで学び、知識を少しずつ定着させていくという課程の中でたくさんの成功体験を積むことで、成績アップにつなげていきます。
サポート体制の手厚い個別塾を選ぶ
一部の個別塾では多くの家庭教師派遣システムと同様に、生徒の指導を講師任せにしているケースが見受けられます。
このような塾に移ってきたとしても、講師の指導力によって大きく成長の度合いに影響が生じてしまったり、講師と生徒の距離が近くなりすぎたりすることで、思ったような結果につながりにくいです。
転塾先を検討する際は塾の雰囲気を確かめ、静かな環境で指導が行われているか、講師以外にもスタッフによる指導管理が徹底しているかをチェックしておきましょう。
総合学習アドバイザーがしっかりサポート
代々木個別指導学院では指導を講師だけに任せることなく、個別指導のプロとしての経験を豊富にもつ総合学習アドバイザーが、入塾の段階から生徒の学習状況・ライフスタイル・目標に対しての課題や弱点をしっかりと確認します。
また保護者の方とも目標や頑張るべきポイントについて話し合った上で、オーダーメイド型の学習計画を作成し、一人ひとりが目標を達成するまでのロードマップを可視化させていただきます。
入塾後も、自分が取り組むべき課題や頑張るべきポイントに向かって努力する生徒の指導を担当講師だけに丸投げすることはありません。
保護者や講師と積極的に連携を図りながら、認める・ほめる・励ますという指導を総合学習アドバイザーが徹底していくことで、それぞれの生徒が自信をもって成長できるよう、サポートしていきます。
【おススメ関連コラム】高校生のための失敗しない塾の選び方。大学受験を目指すならどこがいい?▶
苦手をなくすリターン学習
塾を変えようと考えているという生徒の多くは、現在通っている塾では思ったような学力アップが図れていない状態といえます。
特に高校受験や大学受験を見据えた時に大きな問題になってくるのは、今の塾で学んだことの中に「苦手」と感じている単元や「あまりよく分かっていない」分野があるケースです。
先ほどもご紹介した通り、中学・高校の3年間分の学習範囲全てが出題範囲となってくるのが高校受験・大学受験です。
塾を変える方向に舵を切る際は、現時点で理解が追いついていないポイントまでさかのぼって指導してくれる塾を探すことが大切になってきます。
ワンランク上のめんどうみ
代々木個別指導学院では、総合学習アドバイザーが生徒一人ひとりの課題や理解できていないポイントを見極め、必要に応じて分からない部分まで一度戻って学び直すリターン学習を徹底しています。
学習の理解度によっては学年をもさかのぼって学習し直すことになりますので、一見遠回りにも見えてしまうリターン学習ですが、分からない単元や分野をそのままにしておくと、これから習う新しい学習単元を理解する知識が足りず、結果として教科全体が理解できなくなってしまいます。
集団塾や学校のように画一的なカリキュラムに囚われて指導を行うのではなく、生徒一人ひとりと真摯に向き合い、「できる!」という段階にまで理解を定着させることを徹底している代々木個別指導学院ならではの指導です。
受験を見据えて「塾を変えるかも?」と悩んだら代々木個別指導学院へ
中学生や高校生が「塾を変えたい」と感じたとき、どのようなポイントに注意をして転塾先を検討していけばよいのかについて解説いたしました。
代々木個別指導学院では時代と共に変化する受験内容を踏まえて、自分の頭で考えることのできる生徒・自分の言葉で表現することのできる生徒を育てるための指導を、総合学習アドバイザーを筆頭に徹底しています。
学校の授業や集団塾での指導、また他の個別塾で思うような結果につながっていない生徒は、ぜひ一度代々木個別指導学院にお問い合わせください。
代々木個別指導学院は東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県に76校あります。
東京大学卒業後、小中高生向けの通信教育事業に携わり、その後、大手出版社にて数々の参考書や辞書に編集に携わる。現在は都心に住む小中高生向けの塾選びのアドバイザーとしても活躍中。
■経歴
1967年 6月 高知県生まれ
1986年 3月 土佐高等学校 卒業
1986年 4月 東京大学教養学部文科1類 入学
1988年 4月 東京大学法学部第3類(政治コース)進学
1992年 3月 東京大学法学部第3類(政治コース)卒業
1996年 2月 株式会社増進会出版社 入社/通信教育事業部、株式会社ゼット会出版 書籍編集部にて勤務
2005年 2月 増進会出版社 退社
2005年 3月 株式会社三省堂 入社/辞書出版部 外国語辞書編集室、学参・教材出版部にて勤務
2021年10月 三省堂 退社
■これまでに編集を担当した書籍
『速読速聴・英単語Core 1800 ver.2』松本茂, 藤咲多恵子, Robert L. Gaynor, Gail K. Oura著、松本茂監修(Z会出版)2003年
『速読速聴・英単語Advanced 1000 ver.2』松本茂, 藤咲多恵子, Robert L. Gaynor, 古瀬哲也著、松本茂監修(Z会出版)2004年
『ウィズダム英和辞典 第2版』井上永幸・赤野一郎 編(三省堂)2007年
『財務情報英和辞典』菊地義明 著(三省堂)2008年
『デイリーコンサイス英和辞典 第8版』三省堂編修所 編(三省堂)2009年
『デイリーコンサイス和英辞典 第7版』三省堂編修所 編(三省堂)2009年
『ビジネス時事英和辞典』菊地義明 著(三省堂)2010年
『ビジネス実務総合英和辞典』菊地義明 著(三省堂)2010年
『グランドセンチュリー和英辞典 第3版』小西友七 監修/岸野英治 編(三省堂)2011年
『新しい常用漢字と人名用漢字』安岡孝一 著(三省堂)2011年
『ウィズダム英和辞典 第3版』井上永幸・赤野一郎 編(三省堂)2013年
『ウィズダム和英辞典 第2版』小西友七 監修/岸野英治 編(三省堂)2013年
『英語反意語辞典』富井篤 編(三省堂)2014年
『デイリーコンサイス和英辞典 第8版』三省堂編修所 編(三省堂)2016年
『グランドセンチュリー和英辞典 第3版 新装版』小西友七 監修/岸野英治 編(三省堂)2017年
『ウィズダム和英辞典 第3版』岸野英治 編(三省堂)2019年
『読解力と表現力を高めるSDGs英語長文Core』竹下厚志 著(三省堂)2020年